風にキンモクセイ
甘い香りがした
僕の錯覚か
どこにも咲いてない

夏が終わる景色は
そういつだって覚えてるのに
秋が始まる空はどこからか

バイトに向かう国道
原付バイクを飛ばして ふと思う
どうしてブルゾン着て来なかったんだろう?

Hey! いつの間に 夕暮れが こんな早くなったのか?
Hey! 切なくて 人恋しい気がして来る
Hey! ヘッドライト 照らす僕の心の向こう
好きなんて言えなかった 過ぎた後悔
い・ま・さ・ら

あのまま 暑い夏が終わらなきゃよかったのに
ずっと続くって思い込んでいた
だ・け・ど
チックタック 時計の針が 勝手に進んでしまう
大人になるって残酷だよ

まさかキンモクセイ
そっと耳元で
教えられたんだ
季節は捲られてく

灼けた肌まで褪せて 心にぽっかり穴が空いた
楽しかったあの日々はどこ行った?

Hey! 星空は 僕たちの 何を覚えてるのか?
Hey! 名も知らぬ 遠い星がふと輝く
Hey! 思い出はいつも振り返ると美しい
もし好きだと言えたなら どうなってた?
会・い・た・い

これから 大人になって どう生きればいいのか
恋を逃したこの胸の痛み
そ・う・だ
そう簡単に忘れられぬ出来事って大切だ
いつかは人生の地図になる

そう今までは ごく普通の
日常だと思ってたけど
同じ今日は 二度とやって来ないんだね

この瞬間を生きるっていうのは
できることを全部やること
すべてを捨てよう 心残り

誰かのせいにできない 自分の臆病さ
振られたっていいじゃないか?
い・ま・は
秋だ

「もう一度…」

あのまま 暑い夏が終わらなきゃよかったのに
ずっと続くって思い込んでいた
だ・け・ど
チックタック 時計の針が 勝手に進んでしまう
大人になるって残酷だよ

まさかキンモクセイ
そっと耳元で
教えられたんだ
季節は捲られてく

風にキンモクセイ
甘い香りがした
僕の錯覚か
どこにも咲いてない